とんかつとお米の出会い

とんかつとお米の出会い

日本人には欠かせないお米。甘くて粘りのある白米は日本人にとって最高のご馳走のひとつです。
お米はいろいろな生産地域がありその特徴も様々。和幸ではとんかつに最も合うお米を選定しています。今回は福島県会津地域の様子をご紹介します。
※和幸では全ての店舗で国産米を使用しています。

春を迎え桜の花が散り始めた5月、いよいよ田植えが始まります。田おこしをした田んぼに水を張り育った苗を丁寧に植えていきます。田植えは米作りの大きな節目、農家さんはこの日から厳しい自然と向き合い、ほぼ毎日田んぼに訪れ稲の成長を見守り続けます。

秋も深まり収穫の時期、籾(もみ)が栄養分をたっぷり含んだ稲穂は黄金色に輝き出します。ここからいよいよ稲刈り・脱穀・乾燥・もみすりといった収穫作業が行われ、みなさんの元に届けられる準備が進められていきます。

広大な土地に、南北に走る越後山脈、奥州山脈、阿武隈高地の3つの霊峰に囲まれ、それぞれの地域で自然の特性を活かした米作りが行われております。夏から秋にかけて、昼夜の温度差が大きい会津盆地は、米の熟成に最適な気象条件を満たしており、盆地特有の温度差によって、甘みのある良質な米が育まれます。均一で質の高い『会津米』が収穫できるのが、この地域最大の特徴です。